こんにちは、zangiです。
今日は家電の中で一番電気代食ってる金食い虫は何か? を調べてみました。どれが家計にインパクト大なのか?皆さんも予想してみてくださいね。
ちなみに測定方法ですが、zangi家にある太陽光発電用モニターを使用して初期値からの電力上昇値から算出しています。もちろん、これはあくまでzangi家の計測値になりますので、細かい部分は各家庭で異なります。あくまで参考としてみてください。
目次
- 電気代金食い虫ランキング
- 効果的な節電方法とは?
- 番外編 ~蓄電モード設定変更~
- まとめ
電気代金食い虫ランキング
いきなりですが結果は以下です。
項目 | 消費電力(kW) | コメント |
洗濯機(乾燥モード) | 2.0 | |
電気ケトル | 1.7 | |
電子レンジ(800W) | 1.4 | |
エアコン(暖房) | 1.2 | |
ドライヤー | 1.2 | |
浴室暖房 | 1.0 | |
IHコンロ2列(弱火) | 1.0 | |
食洗器 | 1.0 | |
冷蔵庫 | 0.1 | |
空気清浄機兼加湿器 | 0.1 | 0.1未満 |
LED電灯 | 0.1 | 0.1未満 |
※zangi家調べ
以外にも、洗濯機の乾燥モード時が2.0kwhと跳ね上がり方がMaxでした。正直ドライヤーや電子レンジといった大御所が当然のごとく上位を占めると思いきや、意外な結果ですね。
とはいえ、消費電力が大きいものは、電気を熱に変換する類のものが多いです。電気ケトルやエアコン、浴室暖房なんかはモロ当てはまりますね。逆に当てはまらない空気清浄機やLED電灯なんかは、全く数値が上がっていきませんでした。
0.1kwh未満というのは、初期表示が0.1kwhに対して、電源onしても0.1から変わらなかった という意味です。これらに関しては、そこまでシビアに節電意識せずともよさそうです。
ただ、この結果は2022年2月時点のモノなので、気温などの影響も大きそうです。気温が氷点下とかだと暖房なんかには不利に働きますし、逆に冷蔵庫なんかには有利になります。季節を変えてデータとってみても面白いかもしれませんね。
効果的な節電方法とは?
ここまでで消費電力が大きい家電に関して話をしましたが、節電という観点では不十分です。この数値はあくまで【最大消費】が大きいという意味であって、電気代への影響という意味では、これに【使用時間】を書ける必要があります。以下のようなイメージですね。
項目 | 最大消費電力 (Kw) |
使用時間 (h) |
単位時間当たりの消費電力 (Kwh) |
洗濯機(乾燥モード) | 2.0 | 0.5 | 1.0 |
エアコン(暖房) | 1.2 | 12 | 14.4 |
こう見ると、いくら最大消費電力が大きくとも使用時間が短ければ、そこまで影響はないということになります。(当たり前の話ではありますが。。。。)
ということで、先ほどのランキングに使用時間を入れると以下のようになります。
項目 | 消費電力(kW) | 使用時間 (h) |
単位時間当たりの消費電力 (kWh) |
1か月(30日)の 累積(Kwh) |
エアコン(暖房) | 1.2 | 12.0 | 14.4 | 432 |
冷蔵庫 | 0.1 | 24 | 2.4 | 72 |
洗濯機(乾燥モード) | 2.0 | 1.0 | 2.0 | 60 |
IHコンロ2列(弱火) | 1.0 | 2.0 | 2.0 | 60 |
浴室暖房 | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 30 |
空気清浄機兼加湿器 | 0.1 | 8.0 | 0.8 | 24 |
LED電灯 | 0.1 | 8.0 | 0.8 | 24 |
食洗器 | 1.0 | 0.5 | 0.5 | 15 |
電気ケトル | 1.7 | 0.1 | 0.2 | 5.1 |
電子レンジ(800W) | 1.4 | 0.1 | 0.1 | 4.2 |
ドライヤー | 1.2 | 0.1 | 0.1 | 3.6 |
全家電Total | 10.8 | 累積Total | 729.9 |
zangi家の消費電力のほとんどがエアコン起因のようです。使用時間は大まかですが北国の冬の寒さは半端ないため、暖房かけっぱでないと凍えて死にそうです。
なので仕方ない といえばそうなのかもしれないですが、逆にここを抑えるだけで消費電力を激減できる可能性が高い ということです。
かなりわかりやすい形で改善ポイントが見つかったため、zangi家では今から厚着とホッカイロで冬の厳しい寒さを乗り切るよう頑張ります!来月からどれだけ効果が出るか楽しみです( ´艸`)
番外編 ~蓄電モード設定変更~
前回、zangi家の太陽光発発電設備導入の経緯と使い方について説明しました。
今回のランキングをまとめていく中で、節電対策に有効だと気づいたことがあったので番外編として紹介します。それは【蓄電動作モード】の設定変更です。
zangi家の蓄電池は、停電等の緊急時に備えてどれくらい蓄電池に電気を残しておくか? の最低残量を設定できます。上図で言う【SOC下限】という項目ですね。デフォルトでは30%で設定になってます。
ただ30%って曇りや積雪などで日中発電できない日の場合、意外とすぐに到達してしまうんですよね。もちろん意識して節電すれば30%設定でもいけるかもですが、発電できない様な日って大体寒かったり、蒸したりするような天候が多いです。なのでどうしてもエアコンなどに頼ってしまいがちです。
そこでzangi は多少リスキーですが、SOC下限値を10%にして日中できるだけ多く蓄電池放電することで節電重視の設定にしてみました。これでそのくらい変わるか? は今後またレビューしたいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
zangi家は発電モニターを使用して各家電の消費電力からエアコンが一番金食い虫だとわかりました。ただしzangiと同じように節電しよう! と心に決めても、モニターのような具体的に数値化してくれるものがないと、何をどのくらい抑えればどのくらい効果が出るか?ってわからないと思います。
そんな時は、以下を意識してみてください。
①電気を熱に変えるタイプの家電であること
②一日の使用時間が長い
①、②両方が当てはまるものは、それだけで電気を食っている可能性が高いです。大体がエアコンになりそうな気がしますが、使い方意識するだけで節約効果は十分出るのではないでしょうか?ぜひ一度試してみてください。
それでは今日もナイスな節約ライフを~
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