【昨日の友は今日の敵】ドカポンキングダムで友情破壊!

zangi

30代エンジニアです。日中仕事しつつ、趣味のゲーム、漫画、筋トレに日々勤しんでいます。このブログで紹介する記事をきっかけに読者の皆様に興味持ってもらえたら嬉しいです。

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こんにちはzangiです。

今回は、オススメゲームとしてドカポンキングダムを紹介します。

・発売年度:2007年

・開発元:株式会社STING

・ジャンル:ボードゲーム系RPG

一部のマニアに熱狂的な人気を誇るドカポンシリーズですが、今回紹介するドカポンキングダムは、ゲームバランスが非常にまとまっており、初めての方にもお勧めできる内容です。

ドカポンシリーズ未プレイで、最近ゲームに飽きてきたなぁ なんて思っている方、ぜひこの記事を参考に一度プレイしてみてください。マジでハマります!

↓今回の記事では、以下がわかります。

目次

1.ドカポンってどんなゲーム?

2.シンプルな戦闘システム

3.キャラ育成の自由度が高い

4.やり込み要素 ~図鑑コンプリート~

5.友情破壊にご注意

6.まとめ

ドカポンってどんなゲーム?

皆さんは、人生ゲームってやった事ありますか?ルーレット回してマスを移動し、就職したりイベントをこなしてお金をためていくゲームです。たまにやるとホントに面白いですよね。

ドカポンは、ざっくりいうと人生ゲームにRPG要素を取り入れたゲームです。zangiは基本的にどちらも大好きなので、真っ先に虜になりました。

ここではシナリオモードを前提に話をしますが、基本的なゲームの流れは以下です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

①各村にいるボスモンスターを倒して村を開放する

②エリアイベントが発生するため、イベントをクリアする

③クリア後、次のエリアが解放され、また同じように村開放→イベントをこなす

④ ①~③を繰り返していく内にラスボス討伐 →ゲームクリア

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こんな風に書くとなんだか味気ないですが、随所にやり込みや駆け引き要素があるのがこのゲームの魅力です。

例えば各村のボスモンスターを倒すって簡単に言いましたが、当然ボスなのでそう簡単には倒せません。なので、普通のRPGのような手順を踏みます。

・雑魚モンスターを倒して経験値をためてレベルアップ

・お金をためて強力な武器防具を入手

ここで普通のRPGと決定的に異なるのは、ドカポンがボードゲーム要素を持っているということです。なので、他のプレイヤーがあと少しで倒せるタイミングでボスモンスターにトドメを刺し、手柄や経験値を横取りすることもできます。

こんな汚い手もドカポンジャンキーにとっては、立派な基本戦術になります。

また、解放した村からは上納金や特産品(王様に渡すと資産として計上される)がもらえるので、定期的に立ち寄ることになります。

特にエリアイベントクリア後にもらえるお城からは、各種宝石が特産品ででるため、投資により資産を一気に高めることが可能です。

ただし、せっかく育てた村や町(※お城は除く)も他プレイヤーに襲撃されて上納金や特産品を横取りされることもありますので、中々気が抜けないというところも面白い点です。当然、襲撃する方もハイリスクで、負けたら賞金首になり、お店や村に入れなくなります。

このように様々な楽しみ方ができるドカポンキングダムですが、忘れてはならないのは、勝者=クリア時点で一番なお金持ちのプレイヤーだという事です。

ドカポンでのお金持ちとは、所持金+王様に渡した特産品の金額+村の価値 の合計が最も多いプレイヤーになります。

極端な話、ボスモンスターやラスボスを倒さなくてもこんな感じで資産形成してれば勝てちゃったりします。普通のRPGにはない魅力ですね。

・お給料の高い職業について現金をコツコツ貯める →現金UP

・価値に高い村をモンスターから解放しまくる →村の価値UP

・村や町の特産品をひたすら王様に献上する →特産品価値UP

・お城に投資しまくって宝石の価値を上げ資産爆上げを狙う →特産品価値超UP

ドカポンには日数の概念があり、プレイヤーの1回の行動ごとに1日経過します。1週間たつとその週までの資産ランキングが発表され、順位がわかります。

毎度思いますが、ボードゲーム要素とRPG要素のバランスが、本当に秀逸だと思います。

シンプルな戦闘システム

ドカポンの戦闘システムは、本当にシンプルです。

・カードを選んで先攻/後攻を決める

・攻め側が攻撃方法を、守り側が防御方法を選択する

・どちらかが降参、または倒れるまで戦闘

攻撃方法は、①攻撃 ②必殺 ③魔法 ④特技 の4つから選択します。

防御方法は、①防御 ②カウンター ③魔法防御 ④降参 から選択します。

攻防それぞれが対応関係を持っており、駆け引きがあります。

例えば攻撃側の②必殺 は、文字通りメチャクチャ高いダメージ攻撃を繰り出すため、防御側が①防御 or  ③魔法防御 を選んだ場合、大ダメージが期待できます。

反対に防御側が②のカウンター を選ぶとカウンターが発動し、攻撃側が大ダメージを受けます。

レベル差がメチャクチャある場合は、必殺攻撃など使わなくても力押しできるので基本選びませんが、序盤~中盤の低レベル帯で戦う場合は、リスク覚悟で必殺することもありますし、魔力ビルドに全振りしたキャラなら、必殺と見せかけて強力な魔法攻撃を出すこともできます。

相手が何を選ぶのか? 意識してプレイすると面白さ倍増です。

キャラ育成の自由度が高い

ボードゲーム面での自由度が高い本作ですが、RPG面でも負けていません。

ドカポンシリーズに共通する特徴として、キャラ育成自由度の高さがあります。通常のRPGだとレベルアップした際に上昇するステータスは、固定されていることが多いですよね。

ドカポンの場合、レベルアップ時に自分の好きなパラメータを上昇させることができます。なので、脳筋、魔法特化、スピードスター など好きなキャラクタービルドにすることができます。これもドカポンシリーズの魅力の1つです。

また、プレイヤー同士で戦うこともできます。見事相手プレイヤーを倒した場合、こんなことができます。

①お金、持ち物、アイテム、村を奪う

②状態異常(毒など)を付加する

③武器、防具、魔法を奪う

④イタズラをする

⑤見逃してあげる

zangiは、ひねくれ者なので基本的に①~③、飽きてきたら④をやっていました。ここでいうイタズラというのは、顔に落書きする、名前を変えるです。なので、yよく相手の顔に落書きして遊んでいました(笑)。

話がそれてしまいましたが、キャラ育成の自由度が高いもう1つの要素として【職業システム】があります。

ドカポンキングダムには、全11種の職業があり、それぞれ特技、ステータス補正、アイテム/魔法使用回数、レベルアップボーナスなどが異なります。

また11種の職業には、大きく下級/上級職で分かれており、下級職を複数極めるとより強力な上級職になれる他、一部は特殊なライセンスアイテムがないと就けない職業もあり、やり込み要素の高い内容になっています。

zangiは、当たり前のように毎回全職種コンプを行いますが、何より強力なのは職業を極めた時のマスターボーナスです。

と、いうのも下級/上級職問わず、職を極めた際、レベルアップ時のパラメータ上昇ボーナスが入る仕様なのですが、これは他の職業についても変わらずつくために、全職種コンプした時には、1レベル上がるだけで膨大なステータス上昇が発生します。

さらに、これを低レベルで行うことができれば、最大レベルまで上げた時のステータスが異常と言えるほど高くなります。それはもう最強と呼べるほどです。

なのでzangiは、ストーリーそっちのけで敵の弱いエリア周辺で職を極めることに没頭していました。※一緒にプレイしてくれたCPUの皆さん、すみません。

やり込み要素 ~図鑑コンプリート~

ドカポンキングダムには図鑑と呼ばれるアイテムコンプリストがあり、以下項目のコンプリート状況が記録されています。

職業や魔物のように時間をかければコンプ可能なものから、特産品やかつらなど非常にコンプに手間がかかる項目もあり、アイテムコンプが趣味の方には、垂涎の機能になっています。

zangi的には、武器の項目難易度が非常に高く、今だに完全コンプしたことがありません。低確率で出現する敵の、これまた超低確率でドロップする武器なども対象のため、非常に難易度が高いです。ただし、やりごたえは抜群ですね。

友情破壊にご注意

皆さんは、ドカポンシリーズが別名【友情破壊ゲーム】と呼ばれていることをご存じでしょうか?

ドカポンのゲームシステムは非常に自由度が高く面白い反面、リアルプレイヤー同士でこれをやるとガチでケンカに発展したりします。

もし友人とドカポンやっていて、あと少しでボスを倒せるところまで追い詰めたのを横取りした挙句、ボコボコにして顔に落書きなんてしたら、そりゃ怒っちゃいますよね。ちなみにヤングzangi時代の先輩も、ドカポンが原因でリアル喧嘩してました💦。

一部作品では、みんな仲良く喧嘩して! なんてサブタイトル入ってるので、制作陣もわかってやってるのでしょう。友人とドカポンするときは、あらかじめルールとか決めておいた方がいいかもしれませんね(笑)

またもう1つの要素として、ドカポンの代名詞ともいえる魔界のヒーロー【デビラーマン】の存在も大きいです。

ドカポンでは3週連続でビリのままでいると、キャラの横の黒いコウモリが出るようになります。この状態で以下の条件を見たすとデビラーマンに変身します。

①アイテムマスや戦闘後に入手できる【契約書】を使用する

②契約マスにとまり、闇の住人ウェーバーと契約する

デビラーマンでいられる期間は13日間です。

↓ウェーバーと契約することでヤミの力があなたに!

デビラーマンになるには、その時点でプレイヤーが持っている現金、フィールド魔法、アイテム、村の全てを捨て去る必要があります。ただしそれに見合うだけの強力なメリットがあります。No pain , No gainですね。

・ステータスが通常の3倍になる

・常時バババイン

※バババインとは、ルーレットが常時2~5個に増える状態です。桃鉄でいう常時特急カードの状態です。やってみるとわかりますがマジで鬼です。

・最強クラスの武器、防具、魔法、アクセサリーを標準装備

※ちなみに武器の名前は剛竜剣です。なんかどこかで聞いたことがあるような…

・毎ターン闘気がたまっていき、一定量を使用して強力な魔法を使用可能

・村マスに止まるとボスモンスターを強制召喚し、支配状態に戻す

・すでにボスモンスターがいる村に止まると全回復する

あまりにも強力なので、まともにやっても勝てないです。ビリの人が溜飲を下げるために作られたダークヒーローですね。

ちなみに、さっきボコボコにした友人がデビラーマンになったとしたら、次に何をすると思いますか? はい、そうなりますよね。人間が一番怖いです。

これが友情破壊ゲームと呼ばれている理由だと大きな理由だと思います。ドカポンジャンキーにとっては、デビラーマンこそがドカポンの醍醐味なんですけどね。

まとめ

zangiは、ドカポンキングダムにはまりすぎてリアル友人、CPU対戦問わず毎日やり込んでいた時期がありました。

RPG要素とボードゲーム要素の相性がよかったのと、ドカポンキングダム自体のゲームバランスが秀逸だったこともあります。それだけ中毒性の高いゲームであるとも言えますね。

ジャンルが一般的なRPGやシューティング、格闘対戦と被らないので、ふと無性にやりたくなることが多いのも特徴です。

なので、他ジャンルのゲームに飽きてしまった方には、本当にお勧めできるゲームです。未プレイの方はぜひ試してみてくださいね。

それでは今日もナイスなゲームライフを~。

 

 

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