こんにちはzangiです。今回はスーファミ版スーパーサイヤ伝説の紹介です。
・発売年度:1992年
・開発元:トーセ、バンダイ
・ジャンル:ロールプレイング
1992年と言えば少年ジャンプでドラゴンボール全盛だった頃でした。ドラゴンボールに熱中していた幼少期のzangiは、これをやりたくてダッシュで下校していた思い出があります。
ドラゴンボール好きには自信をもっておススメ是非できる一品です。
目次
- ゲームシステム
- マニア垂涎!こだわりの演出
- 戦闘力インフレ
- ドラゴンボール好きには超おススメ!
ゲームシステム
ドラゴンボール世界を舞台にしたロールプレイングですが、いわゆるドラクエ型RPGとは明確な違いがあります。
バトルカードによる戦闘
敵との戦闘はバトルカード選択して戦います。
ドラゴンボールマークの上の数字が攻撃力、下の漢数字が防御力、真ん中の漢字は流派 を表しています。攻撃力と防御力は1~Zまでの8段階となっており、数字が大きいほうが強いです。
流派ですが、各キャラクター毎に流派が設定されていて、カード流派と一致した際に以下2パターンの攻撃ができるようになります。
1.敵が複数の場合:全体攻撃
2.敵が一人の時:気をためて攻撃(通常より強力)
特に序盤は、雑魚が多い上に強いので、サクサク攻略したい場合流派一致は重要です。敵もこのルールに倣って攻撃してくるため、攻撃-防御の差が大きく(例えば攻撃Z vs防御 1とか)敵の流派とカードが一致してたりすると、序盤であっさりやられます。やられてしまったキャラクターは、物語後半まで強制退場(一部キャラだと即ゲームオーバー)になります。よくある復活呪文やアイテムはありません。この辺りスーファミらしく、全く容赦がないです。
↑序盤の雑魚でも油断してるとけちょんけちょんにされます。ちなみにこの敵の名前はキュウコンマンでサイバイマンの前座です。
また、毎回の戦闘に参加させる人数を決められるので、この辺り融通が利いていて好きです。なので、中盤はクリリン&ゴハン、後半はゴクウばっかりとかになりがちです。特に後半は戦闘力インフレが凄まじいため、サブキャラは影が薄くなります。
独特な戦闘システムですが、慣れるとサクサク進むのでzangiは好きです。
戦闘力の概念
LVやHP、KI(気と読みます。要はMP)は、一般的なRPGと変わりませんが、独特なのは【戦闘力】の概念です。
下の図がステータス画面ですが、BP(バトルポイント)=戦闘力 です。
敵を倒して経験値を得ていくとレベルアップしますが、その時にキャラクターの戦闘力も上がっていきます。この戦闘力の概念を忠実に再現しているのが、本当に面白いです。
例えばサイヤ人辺のナッパだと戦闘力4000ですよね。この辺りも忠実に再現されていて、例えばレベルを少し上げてあげて戦闘力を2000前後にすると、天津飯が原作より粘ってくれたり、ヤムチャが栽培マンに無双プレイできます(^^)。
ちなみに敵の戦闘力をスカウターで測定可能ですが、実はXボタンを押すと【気を感じる】ことができちゃいます。なので、スカウターなしでも戦闘力が丸見えなんです(笑)。
↓みんな大好きナッパさんです。戦闘力はお決まりの4000です。
でも、スカウターのあのピピピピッて計測音が好きでzangiは、わざわざ使ってました。
↓こんな感じです。ドドリアさんは戦闘力22000です。
お助けカード
いわゆるアイテム枠です。敵からのドロップが非常に多く、効果や種類も多いので道中はほぼ入手に困らないです。売ってクレジットにすることでお役立ちカードだけ集めたりもできます。
zangiは、主にこれらのカードを買いあさって進めていました。
◇回復系:神様 or カリン様
必携アイテムですね。道中やバトル中の回復でお世話になります、後述の瀕死レベル上げでも使用します。
◇カード変化系:チチ(カード必殺技化)、ゴクウ(攻撃/防御をzにしつつ流派を氣に変更)、エンマ様(カードの攻撃力をzにする)、ピッコロ(敵カード最弱化)
クズカードも即極上カードになります。特にチチ&エンマ様の必殺技最大発射+ピッコロの敵カード最弱化は、ボス戦で大変お世話になりました。ゴクウもいいのですが入手機会少ないのが玉にキズです。
◇補助系:ランチさん
ランチさんを使用すると、誰でも流派無視で全体攻撃ができるようになります。これ雑魚戦でメチャクチャ使いましたね。必殺技カードがあるときは、クリリンの拡散エネルギー波に頼ってましたが、いかんせん演出長いんですよね。全体攻撃だとキック一発なので、中盤では戦闘力高いゴハンと相性がよくサクサク進みました。ただよくクシャミをして普通? のランチさんに戻ることが多いです。そうなると効果が出ないのでご注意を。
↓クリリンの便利な拡散エネルギー波。爆発波と並ぶ希少な全体攻撃技です。
他にも思い入れあるカードはありますが、攻略では大体上記を使用していました。
マニア垂涎!こだわりの演出
格闘演出がアツイ
このゲームでは、格闘攻撃で大ダメージがはいると特殊演出が発生します。
以下、勝手な命名です( ´艸`)
・メテオスマッシュ
空中からのハンマーナックルで叩きつけると地面がドアップになって爆発します。
カイワレマーーーン ってzangiは泣きながら叫んでいました。
・岩ドン
地上戦で相手を吹っ飛ばすと、どこからともなく岩が現れドーンされます。zangiは岩ドンが大好きで、カイワレマンやキュウコンマンにキメて遊んでいました。
・トロンボーン
室内ダンジョン限定演出です。相手をキックなどで吹っ飛ばすと発生します。名前の由来は、キックのヒット音が「ドゴッ」で、敵が壁に叩きつけられる音が「ボーン」なので、ドゴッ→ボーン =トロンボーン(無理やり感。。。)って呼んでました。室内ではほぼ発生するので誰もが必ず見る演出です。
これらの細かな描写を見るだけでも、原作再現に対するアツイ思いをヒシヒシと感じます。製作者のドラゴンボール愛が感じられますね。ちなみに相手が強敵だとこっちがキメられて泣きますのでご注意を。
サイヤパワー発動!
皆さんはサイヤ人が確定で強くなる条件を知っていますか?そう、瀕死状態からの復活ですね。ゴクウがナメック星に向かう際の重力修行でやっていた、かめはめ波で自分を瀕死に追い込み、仙豆でリフレッシュするアレです。
このゲーム製作者の愛はすさまじく、当然ながらゲーム設定に反映されています。これを知った幼少のzangiは感動のあまり製作者に連絡を試みましたが、親に全力で止められました(;’∀’)
ちなみに条件は簡単でHPを5以下まで削った状態で、戦闘中にHPを完全回復させるだけです。ちょっと回復 じゃダメですよ。完全回復限定なんです。対象はサイヤ人であるゴクウ、ベジータ、ゴハンの3人です。正直これをやりすぎるとゲームバランスが完全崩壊、原作ではありえない圧倒的な無双が可能になります。
戦闘力インフレ
ドラゴンボールの宿命ですね。後半になるに従い、敵の戦闘力が跳ね上がりレベルの低いサブキャラだとついていけなくなります。特にフリーザ第2形態あたりから戦えるメンバーが限られてきます。
とはいえ、時間をかけてキャラを愛し育てることができれば、チャオズでもフリーザ第一形態までなら互角に戦えますのでプレイヤー次第な部分もあります。zangiはキャラを愛するタイプなので、チャオズとフリーザをよく遊ばせていました。
ただ、このインフレがこのゲームの醍醐味でもあります。戦闘力さえ高ければ逆に原作無視で何でもできちゃうんですね。例えばチャオズでリクームに岩ドン決めた後、ジースをメテオスマッシュで木っ端みじんにしちゃったりします。後半の雑魚敵は、ほぼ岩ドンまっしぐらでした。
ドラゴンボール好きには超おすすめ!
いかがでしたでしょうか?ドラゴンボールの世界観を本当に忠実にしているので、未プレイのファンには本当におススメします。きっと貴方だけの最高のフリーザ編を堪能できることでしょう。
ただこのゲームバグが多く、データが消えやすいという唯一の致命的欠点があります。それさえなければ超名作なのですが、デメリットを差し引いても名作の部類だと言えます。この記事を見て興味持ってもらえたら幸いです。
それでは今日も良いゲームライフを~。
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